こんにちは。ぜんこうです。
知多市の古民家再生工事現場では、マルワ瓦工業さんが黙々と瓦をふせてくれています。 今回採用させて頂いた瓦は、栄四郎瓦さんのプラウドプレインと
いうフラット瓦です。 平板瓦のなかでも、選りスッキリとフラットでシャープな瓦を選んでいただきました。
古民家再生というと、どうしても和形の瓦をイメージしてしまうのですが、すっきりとしたフラット瓦も良いなと実感しました。
ただし、古民家再生や屋根の葺き替え工事で採用するには注意しないといけない点があります。
というのも、フラットであるがために、屋根の下地の状況がそのまま仕上がりに反映されてしまいます。
瓦屋さんとも話をしていたですが、下地で調整ができるのは3センチまででしょうねと。
昔の土葺きで瓦を納めていた時は、屋根の下地がガタガタでも、土の厚みで調整ができたのですが、桟掛け瓦の場合ではそれができません。
今回は外壁も工事をさせて頂くので、屋根垂木の調整も可能でしたので、ある程度は屋根下地の通りを直すことができました。
ですが、屋根の葺き替えだけの工事の場合は、そうはいきませんので、フラットな瓦がいいな~となりましたら
下地まで直すか、和形の瓦や平板瓦をおススメします。